フランコ・モーロがStevanato Group CEOに就任、フランコ・ステヴァナートはExecutive Chairman代表取締役会長に

同グループの組織強化および更なる発展、成長を図った幹部交代

2021年2月22日　ピオンビーノ・デーゼ（PD）–医療用ガラス一次包装およびドラッグデリバリーデバイス製造大手である、Stevanato Groupの取締役会は本日、幹部層人事の変更を発表しました。　

2010年よりフランコ・ステヴァナートが務めていたCEO職にはフランコ・モーロが着任しました。フランコ・ステヴァナートはExecutive Chairman of the Board取締役会長職を引き継ぐことになります。マルコ・ステヴァナートは引き続きVice-Chairman（副会長）を務め、セルジオ・ステヴァナートは名誉会長に就任します。人事交代は即時有効とし、確実なStevanato Groupの将来的な成功、コーポレートガバナンスの強化、Stevanato一族のビジネスに対する深いコミットメント（責任義務）を維持する重要なステップとなるでしょう。

フランコ・モーロはこれまで、Stevanato Group COO（最高執行責任者）の座にあり、一時的にCHRO（最高人事責任者）を兼任していました。彼には国際的な製造業、製薬業界での豊富な経験があります。前職のFabbrica Italiana Sintetici（ファブリカ・イタリアーナ・シンテティチ）では最高責任者を務めました。

フランコ・モーロは後任CEOとして製薬・診断薬企業向けのエンドツーエンドのサービスを成長、強化するための事業開発計画の実行を監督することになります。取締役会長としてフランコ・ステヴァナートは長期ビジネス戦略、企業買収、グローバル市場への参入、役員会に重点的に取り組むことになります。

Stevanato Group取締役会長フランコ・ステヴァナートは次のようにコメントしています：「この業界全体にはビジネスに勢いをつけるすばらしくサステナブルなチャンスがあります。新たに取締役会長として、グループの将来を構築する開発プロジェクトを中心に、引き続きStevanato一族のコミットメント（責任義務）を果たしていきたいと考えています。」

同グループCEOフランコ・モーロは「製薬、ヘルスケア業界において強力なパートナシップを築いてきた国際的な企業であるStevanato Groupの CEOに就任でき、誇らしく思います。幹部のみなさんと協力し、患者さんによりスピーディに治療成績が届けられるよう、お客様へのシステム、プロセス、サービス提供に対し最大限の努力を払いたいと思います。」と続けました。

Stevanato Group:

Stevanato Groupは1949年に設立、医療用一次包装資材のデザイン、製造を手掛ける世界屈指の民間のメーカーです。設立当時から高品質を誇るガラス成形技術を開発してきました。グループは、バイオ医薬品・診断薬業界に特化した幅広い技術を有しています。歴史あるオムピブランドではガラス容器、診断・医療機器用プラスチック部品、ドラッグデリバリーシステム、調査、アッセンブリ、パッケージングマシン等の受託製造をしております。また、容器と薬剤の相互作用やデリバリーシステムへの統合を研究する分析サービスや試験を提供、薬剤開発プロセスをサポートしています。Stevanato Groupは複数の技術を同一傘下に集めており、グループ会社には市場投入までの時間短縮、全体のコスト削減による独自ソリューションの提供を可能としています。