11月, 17 2021
イタリア本社の敷地にフラッグシップビルを増設
オフィスとシリンジ製造ライン、R&D(研究開発)施設を拡張
2021年11月17日、ピオンビーノ・デーゼ(イタリア)- 製薬、バイオテクノロジー、ライフサイエンス、医薬品用一次包装容器、ドラッグデリバリー、診断用デバイスの製造販売におけるグローバルサプライヤーであるStevanato Group株式会社(NYSE: STVN)(以下、同社)は本日、本社敷地内に新しいオフィスビル、工場、R&D施設の増設を発表しました。今回の新施設の建設により同社は事業の拡大および発展を図ります。
6,750平米になる新施設は同社の事業拠点の中枢として各ビジネス活動をサポートし、そのうち2,500平米は高付加価値製品の増産用工場になります。オフィスエリア、分析サービス/研究開発スペースに加え、新たにガラス製シリンジ成形ラインを設置し、製薬企業のトータルコスト削減および市場投入までの時間短縮をサポートする滅菌済み医薬品用一時包装容器 EZ-fill®の生産を強化する予定です。
「近年のStevanato Groupのグローバルな成長と進化を誇らしく感じております。当社はクライアントのさらなるニーズに応えられるよう、常にその機会と方法を模索しています。」「この新敷地では国内生産量を拡大し、アメリカ、中国での新プロジェクトの進行期間中に発生する生産量の穴埋めができるでしょう。重要なことは、今回の拡充は社員の努力、革新的な製品の需要、そして事業の継続的な成長が実証されたことによるものです。ここピオンビーノ・デーゼは現在の事業成長性を維持し、世界各国の取引先と株主の皆様に利益を還元し、開発イニシアチブの推進に最適な地です。」-フランコ・モーロ、Stevanato Group CEO
新社屋は2021年9月に着工、2022年の第2四半期に新ラインの設置およびバリデーションを行い、同年第2四半期後半から第3四半期前半にかけて工業生産を開始する予定です。
Stevanato Groupの新しいフラッグシップビルは、世界的に高まりを見せるプレミアム製品需要に対応するなど、2020-2023年の事業計画における重要な進展を意味します。その一環として、同社は先日、イタリア国内にEZ-fill®バイアル並びにシリンジの製造ライン2本を追加稼働させました。2022年には、EZ-fill®シリンジ専用ラインを2本、バイオ医薬品向けの画期的なソリューションであるAlba®シリンジ専用ラインを1本追加する予定です。
新社屋は、同社が60年以上にわたり本社を置くピオンビーノ・デーゼの地域社会への継続的な貢献と投資を意味します。2020年にはピオンビーノ・デーゼ新本社が竣工し、太陽光発電パネルが設置された新施設においてもシリンジの生産が行われています。同社のサステナビリティへの取り組みである太陽光発電パネルは年間160kWpの電力を生産し、両ビルの電力源となります。また、この新社屋には一部リカバリー(回収)システムが導入されており、製造工程での洗浄水の再利用が可能になります。
Stevanato Groupについて
1949年設立、Stevanato Groupは製薬、バイオテクノロジー、ライフサイエンス業界向けガラス包装資材、ドラッグデリバリーシステム、診断薬用デバイスを取り扱うグローバルメーカーです。当社は、開発、臨床、商業生産の各場面において、医薬品のライフサイクル全体にわたる顧客ニーズに応える製品、プロセス、サービスを統合したEnd to Endのポートフォリオを提供しています。科学研究開発、技術革新への取り組み、卓越したエンジニアリングの能力を核として、クライアントに付加価値のあるソリューションをお届けしています。
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Lisa Miles, lisa.miles@stevanatogroup.com
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