近年の製薬業界では、製薬会社は総コスト削減のために、薬剤の開発などの中核となるプロジェクトに集中し、また限られたパートナーとの協業を行うことで情報の統制を図る傾向が増えています。ガラス一次包装資材に関して言えば、EZ-fill®はこのようなソリューションに大変有用なラインナップであり、業界のスタンダードになりつつあります。
製薬業界の傾向として、従来のトップダウンモデルでの薬剤大量生産ではなく、市場の要望に対応した少量生産等、柔軟な適応力が求められています。その際、薬剤の安全性や効果がより一層重要になります。
SG EZ-fill®はReady-to-Fillプロセスによって、複数の製品ラインを使用することができ、またフィルフィニッシュプロセスにおける共通性が活用いただけます。
SG EZ-fill®はカスタマイズ性に大変優れており、ネスト/タブおよびトレイの2種類のパッケージング構成があります。 SG EZ-fill®は共通の滅菌・洗浄工程を行うので、マルチ・プロダクトラインを利用することにより、異なる容器を共通のラインでお使いいただくことができます。
Ready-to-useのバイアルやカートリッジを利用することによって、従来の医薬品やバイオ製剤等の薬剤が即充填可能になり、製品化までの時間を短縮することができます。
臨床試験と商用段階、双方に最適なソリューション
容器の設計と製造は、患者様の安全を第一義としています。オムピのSG EZ-fill®は、二次包装の中でガラス同士の接触しない設計になっています。また、バッファー/インフィードの際の容器の完全性を最大化します。
これにより、破損や外観上の問題、パーティクル発生リスクを効果的に軽減できます。 また、検査のための生産停止やリジェクト率を劇的に減らすことができるため、生産性やパフォーマンスの両面で大きな利点がもたらされます。